トキワ脚本家インタビューコラム⑤ 衛藤大輝

シナリオ作家集団トキワ

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シナリオ作家集団トキワが発足して
もうすぐ8年を迎えます。

「トキワのことを多くの人に知ってほしい!!」

ということで、わたくし須田剛史が
メンバーたちにインタビューを行いました!


第5回は、衛藤大輝さん!!


これまでの実績はこちら

 

フジテレビヤングシナリオ大賞で最終選考まで残る実力派であり、映像はもちろんのこと、vtuberによるボイスドラマの台本や舞台公演脚本と多ジャンルでご活躍されております。

 

【シナリオ】
第35回フジテレビヤングシナリオ大賞

最終選考作品 『亀三郎の十年』

https://note.com/eto_a2/n/nc9d4ad062907

 

【脚本担当作品】
BS11/TOKYO MX共同制作ドラマ
「東京水没!?」

前編「水道局員のはかりごと」

 


後編「あたりまえを守る仕事」

 

 

Q1.脚本家を志したきっかけは?
初めて脚本を書いたのは高校時代でした。演劇部に入って脚本を書いてみると、思ったよりも褒められたので調子に乗りました。なんやかんやで月日が経ち、当時勤めていた会社を辞めたときに自分の劇団を持ちたいと思いました。しかし、どこぞのよくわからんやつがぽーんと劇団を立ち上げたところで集客もできずジリ貧になるのは目に見えていたので、まずは脚本家として自分の世界観を確立するところを目指した次第です。

Q2.トキワへ加入するまでの経緯は?
脚本家になると決めてから、まずはシナリオセンターの「シナリオ作家養成講座」に通いました。そのままゼミに入る選択肢もあったのですが、僕は生き急いでいたので、はやく仕事がしたくて商業作家の団体を探し、トキワに辿り着きました。当時の代表の気まぐれで拾っていただき、今があります。

Q3.影響を受けた作品は?
『夕ーゆうー』
長崎の民宿を舞台にした純愛物語。「日本で一番泣ける劇団」と言われた「東京セレソンデラックス」の看板作品です。高校時代に部活仲間とこの作品を観る機会があり、人目を憚らずに泣きました。僕にとっての原点だったように思います。

Q4.尊敬している脚本家は?
たくさんいらっしゃいますが、ここでは、金子茂樹さんを挙げたいと思います。僕がこよなく愛するテレビドラマ『俺の話は長い』の脚本を担当されました。とにかく会話が面白く、このホンを演じる役者はすこぶる楽しいだろうなと思います。僕もそんな作品が書きたいです。

Q5.作品の発想や構想はどのように?
めっちゃ調べる、めっちゃ書き殴る、という力技がほとんどです。そうすると、キュンとくるアイデアの種が必ず見つかります。例えば、水道局について調べているときに「音聴棒」に出会いました。水道管から漏水しているかどうかを耳で確認する道具です。キュンときてしまった僕は、気がつくと企画書を一本仕上げていました。

Q6.執筆しているときに心がけていることやこだわりは?
「この作品を愛している自分」と「この作品に興味のない自分」を両立しようと頑張っています。前者がなければ魅力的な登場人物や展開は生まれないし、後者がなければ自分にしかハマらない作品になります。この人格を切り分けるような行為は日常的にやるものではないので、本当に疲れます。

Q7.得意なジャンルは?
コメディが得意です。大阪出身なのもあり、漫才のような、テンポのいい掛け合いを大切にしています。

Q8.脚本家をしていて最も苦しかったことは?
1作品500ページくらい書いたことがあるのですが、書いても書いても書いても書き終わらないので、気がおかしくなりそうでした。この経験のおかげでどの作品も短編に見えます。

Q9.脚本家をしていて最も嬉しかったことは?
舞台公演終わりに、泣き腫らした顔のお客様が僕のところまで来て「この作品を書いてくださってありがとうございます」とお辞儀いただいたことがありました。報われたような気持ちになったのを覚えています。

Q10.今後、どのようなポジションを目指してますか?
コメディの分野を極めたいと思っています。笑える作品を作りたいと思ったときに、いちばんに声をかけてもらえるような脚本家になりたいです。

(衛藤さんへの特別な質問)
Q11.BSショートドラマ執筆やシナリオコンクールの最終選考などご活躍されておりますが、商業と公募の違いについて可能な範囲でお教えください。
僕の中でも答えが出ていないところではありますが、「ターゲットの違い」と「コミュニケーションの有無」が大きいかと思っています。商業作品であれば、企画書の段階からターゲットが決まっていて、プロデューサーや監督などの関係者と打ち合わせをする機会があります。一方、コンクールはターゲットを設定するにも「業界関係者」くらいの漠然としたものにとどまり、コミュニケーション手段は「脚本のみ」です。全然違います。なので、僕がコンクールに提出する脚本はト書きが膨らみます。登場人物も、状況設定も、誰が読んでも「面白い!」と思ってしまうくらい書き込みます。どんなアイデアも伝わらなければ意味がないと、自分に言い聞かせながら書いています。非常に難しいです。

 

さて、今回のインタビューはいかがでしたか?

 

題材の切り口が独特でおもしろいのが衛藤さんの持ち味であり、最近は落語を深く研究されているのはここだけの話(笑)

 

驚くべきはアイデア出しや執筆のスピードそしてフットワークの軽さで、それらはトキワのメンバーを圧倒するほど。彼が元来持つ穏やかで場を和ませる雰囲気とのギャップにカッコよさを感じております!!

 

 

シナリオ作家集団トキワはテレビや映画をはじめ、舞台やラジオドラマといった多方面に対応するプロのチームです。

企画・脚本を必要としている、また、脚本家の仕事に興味があるという方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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次回のメンバーは、斉川実未さん!!

 

 

どうぞおたのしみに😊

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