
トキワ脚本家インタビューコラム⑪ 小野ヨイコ
シナリオ作家集団トキワが発足して
もうすぐ8年を迎えます。
「トキワのことを多くの人に知ってほしい!!」
ということで、わたくし須田剛史が
メンバーたちにインタビューを行いました!
第11回は代表・小野ヨイコさん!!!!!
本コラムの大トリを飾ります✨

これまでの実績はこちら
リーダーとしての判断力、メンバーたちとの素早い連携、高すぎるコミュニケーション能力は他の追随を許しません。
有名人が多く出演する映像脚本、ボイスドラマシナリオ、ミュージックビデオ原案&脚本、俳優オーディションリールシナリオ、ワークショップ用脚本など様々なものを手掛けております!
<MV原案・脚本担当>
神はサイコロを振らない×asmi
「朝靄に溶ける」
《出演》
畑芽育 山﨑光
Q1.脚本家を志したきっかけは?
20代後半、世間は習い事ブームでした。「私も表参道でおしゃれな習い事がしたい~♡」と探したところ青山のシナリオセンターをみつけました。子供の頃から漫画や小説を書き「仕事にできたら…」と憧れていましたが何度か挫折してきたので、脚本家なら?と思い、シナリオの世界に飛び込みました。
Q2.トキワへ加入するまでの経緯は?
X(旧Twitter)で「雑務係募集」のツイートを見て。
トキワの加入条件は当時も①シナリオコンクール入賞経験あり②商業作品執筆実績あり③毎月定例ミーティング参加。だったのですが、たまたま加入条件に満たない者でも応募できる「雑務係募集」をみてチャンス!と思い応募させていただきました。
Q3.影響を受けた作品は?
▼小説
芥川龍之介「蜘蛛の糸」
星新一「火星航路」
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
▼漫画・アニメ
安野モヨコ「ハッピーマニア」
庵野秀明「新世紀エヴァンゲリオン」
FROGMANフラッシュアニメ「秘密結社鷹の爪」シリーズ
▼映画・ドラマ
野島伸司「世紀末の詩」
三谷幸喜「ラヂオの時間」
▼バラエティ番組
深夜コント「笑う犬の生活」
こうして並べてみると、影響された点が炙りだされて面白いですね。
どの作品も、人間の愚かさを滑稽に描く皮肉屋な視点と、それでも人を愛したいロマンチシズムがありますね。
あと、物語の構造そのものに仕掛けがある作風は、私自身の作品構成にかなり影響しています。
Q4.尊敬している脚本家は?
有名無名を問わず、脚本家という七面倒な職業を自ら選び、心血注いで執筆するすべての方を尊敬します。
Q5.作品の発想や構想はどのように?
オリジナル脚本は、ギリシャ神話、寓話、都市伝説などからインスピレーションを得て現代風にアレンジしたり。SFやスピリチュアル、妖怪やUMAが大好きで、そこから物語を派生させたりが多いですね。
ただ、案件の半分以上は監督やクライアントからすでに内容が決まっているものが多く、そういった企画に関しては、「どういう物語を描きたいのか?」「作品のテーマは?」など徹底的にヒアリングし、元の発想の核を大切にしながら、さらに物語として面白く膨らむ構想を練っています。
Q6.執筆しているときに心がけていることやこだわりは?
実体験は書かない、実際に感じた感情を書く。
ということを心がけています。
大学で心理学を専攻していたこともあり、監督やプロデューサーの方としっかり打ち合わせを重ねて、視聴ターゲットに響く構成やセリフを考える。そういう心理マーケティングの視点も大事にしています。
Q7.得意なジャンルは?
SF(すこしふしぎ系)、BL。
なぜかここ数年ラブストーリーを依頼されることが増えました。みな愛に飢えている…?
Q8.脚本家をしていて最も苦しかったことは?
ある作品の登場人物の心情を書き切るために、自身が封印してきた心のカサブタをむりやり剥がし未だ吹き出る血飛沫で脚本を書いた…
Q9.脚本家をしていて最も嬉しかったことは?
私の頭の中だけでイメージしていたものが、映像という実体になる感覚はとても嬉しいものです。俳優の方々はじめ、制作にかかわるすべての方の技術やパワーは本当にすごいもので、想像していたシーンより何倍もおもしろく感動的になるのです。
Q10.今後、どのようなポジションを目指してますか?
作品の視聴環境や媒体がめざましく変動する時代で、どんな形でも物語を届け続けるクリエイターでありたいし、そういう仲間の背中を押し続ける存在でありたいです。創作はやめられないので。
(小野さんへの特別な質問)
Q11.トキワの代表としてこれからメンバーとともに行っていきたいことがありましたら、可能な範囲でお教えいただけると幸いです。
毎月の定例ミーティングと、業界交流会の開催はずっと続けたいし、以前おこなった朗読劇『トキワ・ラブストーリーズ』はまたやりたいです。朗読劇のあとのアフターパーティーが幸せすぎました。
メンバーの健康と活躍をサポートし、一人ひとりが脚本家として輝き続けられるよう、シナリオ作家集団トキワを末永く運営できたらと望みます。
さて、約2か月にわたりお届けしたコラム。
楽しんで頂けたでしょうか?
小野代表のもと、トキワは活躍しております!
これからも役者さん、監督さん、制作会社さまと
素敵なお仕事ができるよう日々前へ!

シナリオ作家集団トキワはテレビや映画をはじめ、舞台やラジオドラマといった多方面に対応するプロのチームです。
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